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日本の民族衣装でもある着物に関わっている者として、いい加減な気持ちで他国の伝統衣服を手がけるわけにはいかないということで、実物を見て研究したり、韓国の韓服の作り方の本を取り寄せたり、韓国の研究者の方にデザインを見ていただき、韓服についてさまざまな勉強をしました。見た目にも着物と似ている部分はあるのですが、制作してみると、裁断や縫製の過程でも着物にとても近いということが分かりました。
さらには、現代における韓服の存在が、日本での着物の存在にとても似ているとも感じましたね。若い世代の人が着たいという気持ちはあっても、着方が分からないというのはどちらも同じ。今回の作品が、韓国の若い世代の方々が韓服に興味を持つきっかけになったら嬉しいと思いながら制作しました。長い歴史や素晴らしい技術、美しいフォルムは、他国の伝統文化であれ大変興味深いものでしたね。もの作りをする者として、素晴らしい文化を伝え残していくことに、自分の活動が少しでも役立てばいいなと思います。
最近、高橋さんがハマっているもの、気になっているものはありますか?
銭湯にいくことかな。少なくなってはいると思うのですが、意識していると東京にも以外とたくさんあるんですよね。
銭湯って、今でも昔のままというか、日本らしいコミュニケーションができる場だと思っています。見知らぬ方々に笑顔で挨拶をしたり、「おやすみなさい」が言えたときに、ジーンと心が温かくなるんですよね。近所の人同士でも、いつも行くコンビニでも挨拶をしないのがあたりまえのような人が多い気がしますが、挨拶しないのって自分は不審者ですって言っているようなものですから。最近は、コンビニでも無理矢理挨拶しています。
普段カメラはお使いですか?どんな時にお使いでしょうか?また、今回お使いいただいたFC100はいかがでしたか?
簡単な記録とブログ用には携帯電話のカメラ。商品撮影や活動記録にはデジタル一眼レフ。あとデジタルビデオカメラは、活動記録以外に、展覧会の会場構成を考える際、空間を把握するために撮影することがあります。いつも、2、3台のカメラを持ち歩いていますね。
最近はコンパクトカメラを使っていなかったのですが、この小ささでこれだけの機能が備わっていると、今まで重たい思いをしていたのが、これ1台で済んでしまいそうです。質感が伝わるような接写が好きなのですが、料理や布地の風合いなども、しっかりと撮れますね。ホワイトバランスを実際にディスプレイで確認しながら調整できるので、色の再現性も高いのではないかと思います。
ムービーは、これまでデジタルビデオカメラで撮影していましたが、このカメラだといつでも気軽に撮影できるので、動画で撮影をする機会が増えました。
ハイスピード映像は、テレビ取材の際のプロのカメラマンの方や、カメラに詳しい友人たちも、すごく興味深そうに見入っていました。簡単にドラマティックな映像が撮れるので、ムービー作品も制作してみたいなんて欲が出てきました。もの作りの現場に入ることも多いので、職人の存在や、その技術のことを伝えていくためのツールとしてもうまく使いこなしたいですね。
今後のご予定について教えてください?
2010年の年明けからすぐに、国立新美術館内のミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」にて『HIROCOLEDGE
SPECIAL STORE』が開催されます。オリジナル手ぬぐいやSLEEVE BAGの新作や、さまざまなメーカーとのコラボレーションアイテムも展示販売します。
国内外から多くの方が集まる場なので、とても良いプレゼンテーションの機会になると思います。かわいい!すてき!と思って手にとっていただき、さらに、そのもの作りの裏側にある、歴史や技術のことなども楽しく知っていただけるような仕掛けができたらいいなと模索中です。多くの方にお越しいただけたら嬉しいですね。
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